Super Big Wave

2004年5月29日 日常
Back Attack!!
背後に現れたAnotherは、午前中の平静な自分を嘲笑うかのように仲間を呼ぶ。次々と現れるAnother、一人、また一人...もう振返ることは出来ない。
フロアから聞こえる声、笑い、ため息が寄せては返す波となる。
一度、二度、三度と繰り返すたびに避けることが出来ない高さになって自分の眼前に迫り来る。しかし、こちらを呑みこむことは決してない。息苦しい恐怖感に苛まれながら、もう何度増幅されただろうか?

「顔が引き攣ってるよ」「たいへんそうだね」「無言(笑)」

4人机のしまに一人だけでいる時間が午後一から続く中、自分の任務が終わる時間になっても上司はまだ席に戻らない。
打合せの時間が長引いているとか、連絡は何一つない。

「まだ戻ってないの、早く戻るように言ってよ」
「なんだか部署が機能してないねぇ」
「最近レスポンスが悪くなったよ」
「○○君に言ってもしょうがないことだけど...」

個人の能力の有無で回避できる問題ではない。元来4人で廻していた部署を2人で廻せると言い放った張本人がサボタージュしている。まだ2週間だが、前にも述べた通り12月までは続く。2人体制ではない。単独だ。

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